
2. システムに使用するネットワーク回線用イーサネットスイッチやルータにLA
Nケーブルを使ってRRCを接続します。
3. Microbit Setup Manager と最新のファームウエアをダウンロードして、イン
ストールします。ファームウエアのバージョンを確認、必要であれば両RRCを最
新のファームウエアに更新します。
4. このセットアップマネージャーソフトを使い、後述の要領で両RRCをお使い
のネットワーク環境に合わせて設定します。 パソコンを新しく購入したとき、E
メールのメーラーソフトにサーバーや接続情報を登録してアカウントを作る作業
と同じイメージです。
5. ネットワーク設定が終わったら、インターネットブラウザを立ち上げ、RES
P.IPアドレスを入力します。ウエブサーバーに接続して両方のRRCに必要な
コンフィグレーション設定を行います。ADSLや光回線モデムのハードウエアパ
ラメータを、ウエブ上から設定する作業と同じイメージです。
6. 無線機と周辺機器の配線を行います。
7. 接続が終了したら全ての機器に電源を入れます。
8. インターネット回線接続が正常に行えたら、無線機のコントロールパネルの電
源スイッチを入れると無線機が起動します。SSBモードで無線機を通常に操作し
て反応があるかどうか確認します。遠隔操作でユニットを物理的に離してしまうと
設定が難しくなるので、この状態で動作を最終確認します。動作するようならCW
など上級ユーザー向け機能なども細かく確認してローカル接続テストを終了しま
す。
9.実際に遠隔操作を行う設定に入ります。遠隔地側で、ネットワークがどのように
設定されているか、お使いのインターネットサービスプロバイダ(ISP=ネットサ
ービス提供会社)が固定IPアドレスか動的IPアドレスのどちらを提供しているかを
まず調べます。大抵は動的IPアドレスですが、この場合は無償で提供されるサービ
スDynDNS アカウントを http://www.dyndns.org で取得します。
10.無線機側RRCを切り離し、遠隔地側で改めてIP、ネットマスク、ゲートウエイ
といったネットワーク設定を行います。それが終わったらブラウザを立ち上げ無線
機側RRCの内部サーバーに接続、DNS IPを設定します。
11. 無線機側RRCの DynDNS 設定をDynDnsで登録したホストネームに変更し
ます。
12. リモートルーターの設定を行います。始めにルータのリモート設定をしておき
ましょう。その後DMZやポートフォワーディングの設定を行います。これでインタ
ーネットを介して無線機側RRCへのアクセスが可能になります。
13. 操作地に戻ったら登録したDynDNSアドレスをブラウズします。無線機側
RRCにつながるとその内部サーバーにローカルテストの時と同様にアクセスでき
ます。
このときコントロール側RRC側でローカルテストの状態から唯一変更せねばなら
ないのはRADIO SETTINGS項目のSIP-contact設定です。これを登録した
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